松型駆逐艦一番艦 松です。私が一番最初に触れたウォーターラインがこのキットでした。初めて箱を開けた時、2枚しかないランナーを見て、え!こんなにパーツ少ないの!?っと面喰ったのを覚えています。
1994年発売の25年選手なキットですが、そこはタミヤ、物凄く組みやすく、パーツのかみ合わせもバッチリ、モールドもそこそこ、機銃の設置位置には台座のダボまで用意されており、単装機銃を田んぼに苗を手植えするするような感覚はとても心地よかったです。
最初の一隻だったので、まずとにかく組み立ててみよう!と思い無塗装で組み立ててから、軍艦色2をスプレー、その後細かい部分をアクリルガッシュで筆塗しました。
この時点では主砲台座の木製部分を塗ってないですね。後から塗り足しました。
タミヤの駆逐艦、キャラメルケースの塗装指示にはリノリウム部分が載っていませんが、このキットでは近年のきっと同様、船体のモールドで鋼甲板部分とリノリウム部分が区別できるようになっていました。
総合して、安い・組みやすい・小さい・ディティールもそこそこで、個人的に傑作キットだと思っています。もし最初に出会ったのがこのキットでなければ私は観戦模型を続けていなかったかもしれません。
また個人的に、昔書籍で戦時量産の丁型駆逐艦松というの知ってからロマン満点のあこがれの船だったので手元に置けて眺めてニマニマするばかりでした。
実売600円~800円ほどで手に入るので、これから観戦模型を始めてみようという方には是非おすすめです!